浜学園入塾テストに受かろう!合格へ向けた算数の参考書ルートをご紹介!!

算数
©すろーす

※本記事はADを含みます。

教育ママ
教育ママ

私自身が中学受験未経験で。浜学園入塾テストがこんなに難しいとは知らなかった。うちの子が学びやすいような、もっと易しめの教材はないかしら。

小3の浜学園入塾テストの算数対策として、点数が取れなかったお子さん向けに教材をご紹介したことがあります。たとえば、「小学3・4年 自由自在 算数」(受験研究社)です。

参考書として有名な「自由自在」は辞書的な分厚さ。算数が苦手なお子さんにはちょっとつらいかもしれません。ですが、今回は、

小3~4向けの中学受験算数の”もっと易しい参考書”が欲しい。あるいは、保護者が中学受験未経験で、中学受験算数の問題をお子さんに聞かれても答えられない。つるかめ算や線分図、面積図などよく分からないなど。

小学3~4年生向けの、中学入試の基礎から発展まで。浜学園入塾テストに合格するまでの算数の参考書ルートをご紹介します。また、保護者の方向けに中学受験算数の世界がわかる!オススメ参考書もご紹介していきたいと思います。

この記事を書いている人:中学受験専門の集団塾、個別塾などを経て、現在社会人のプロ中学受験家庭教師。算数が苦手な子に対し、独自のメソッドで算数の偏差値を上げることに熱中しております。

【小3~4年対象】算数が苦手な子向けのおすすめ教材

3けたの足し算・引き算、2けたのかけ算・わり算から、少数や分数のかけ算・わり算まで。図形の基礎から、中学受験算数の特殊算にいたっては和差算や植木算などもわかりやすく解説。非常に基礎中の基礎から解説してくれている参考書が、「これから始める!入試算数の基礎30」(Z会指導部)です。

こちらの参考書はZ会出版ですが、まったく、難しくありません。著書にも記載していますが、

小学校の算数の教科書で学習する内容から説明していますので、これから中学入試対策を始める小学3・4年生が使用するのに最適です

引用元:「これから始める!入試算数の基礎30」(Z会指導部)

まったくその通りの内容の著書です。

一方で、算数が得意で、対策をしていなくても浜学園の入塾テストにあっさり合格できるお子さんには不向き。内容が簡単すぎるので、物足りないと思います。

ですが、浜学園入塾テストに不合格だった。算数がどうしても苦手。そういう小学3年生、4年生のお子さんには中学受験算数への第一歩としてお勧めします。

テーマは30題。第1回たし算とひき算、第13回逆算・植木算など。それぞれ例題と練習問題で構成され、練習問題の解答は別冊がついております。別冊も厚みがあり、丁寧な解説。お値段も1000円ほど。コスパもよいと思います。

もうワンランク、レベルを落とした問題集もあります。公開学力テストの大問1計算問題で満点が取れない。目安としては、公開学力テストの算数が50点未満。

その際は、「リーダードリル〈算数〉小学3年の計算 」(四谷大塚)をお勧めします。基礎~やや発展レベルの計算問題がびっしり。小学校よりもちょい上くらいの難易度でしょうか。

こちらは中学受験塾大手の四谷大塚の出版です。計算問題のほかに、図形と文章題の問題集もございます。合わせて取り組まれるのがよろしいと思います。

中学受験算数の世界が分かる!オススメ参考書

私自身、中学受験初心者でした。はじめて中学入試の問題を見たときは、「連立方程式で解けばいいんだな」という状態。

面積図や線分図、和差算やニュートン算など言われてもまったく分からない。知っていたのは”つるかめ算”くらいでした。

中高大と、公立畑を歩んできた私には、中学受験算数は未知の世界。「わざと難しく解こうとしているんじゃないのか」「数学で解いた方がはるかに簡単では?」としか思えない。

ですが、方程式ではなく、図表を利用して算数で解くのが中学受験のルールなんです。

数学を使って答えはわかるけれど、算数ではどう解くのかわからない。そんな保護者の方向けに、中学受験算数の世界への入り口としてお勧めの参考書をご紹介します。

文英堂出版の「中学受験裏ワザテクニック」。入門編、本編、続編、図形編と4種類あります。

「この問題は、算数ではこうやって解けばいいのか」というカタルシス効果。「中学や高校数学で習う公式・定理も、一部は算数の世界でも取り入れられているんだな。ここまでは教えていいんだな」という線引きの理解もできるかと思います。

4冊に分冊されていて、図表での説明も多いため、さくさく読みやすいです。

小学5~6年生のお子さんでも利用できると思います。苦手分野だけつまみ食い的に利用するのもありです。特に本編の植木算における「木の数レバー」の裏ワザテクニックなどは秀逸。塾の教材よりもわかりやすい。認めます笑。

濃度の計算などは、本編で基本を触れて、続編で応用的な解法をご紹介しています。4冊とも購入して目を通されたら、中学受験算数の世界を十分に理解できるかと思います。

いまの中学受験算数のレベルを知りたい。そんな保護者の方にもおすすめです。ぜひお子さんにとっても保護者の方にとっても、はじめての中学受験を無事に乗り切るためにも、まずは敵を知りましょう。

おわりに:算数の参考書ルートをご紹介

今回は、浜学園公開学力テスト小3算数で点数が取れず、不合格だった場合のお勧め参考書をご紹介しました。参考書のルートとしては、

公開学力テスト小3算数で50点未満の場合は、四谷大塚出版の「リーダードリル」に取り組む。計算問題と図形・文章題の2冊があるので両方ともやる。小学校の復習からスタート。

一方、公開学力テスト小3算数で50点以上から70点未満の場合は、Z会出版の「これから始める!入試算数の基礎30」から取り組んでください。こちらも学校のフォローから始まり、逆算や植木算、数列など特殊算。

小学校では6年生で習う”分数のかけ算・わり算”もざっくりと解説されています。小3ではここまでの問題は出ません。浜学園公開学力テストでも4年生レベル。

Z会の「入試算数の基礎30」がこなせれば、もう浜学園入塾テストに十分合格できる力は備わっています。

次は読み系の参考書として「小学3・4年 自由自在 算数」に進んでください。こちらは主にインプット系です。

アウトプット系では、上記ではご紹介していませんでしたが、「トップクラス問題集算数小学3年―中学入試をめざす」(文理)があります。もうここまでくれば、基本ではまったくないです笑。

ぜひご家庭でチャレンジしてみてください。中学受験はお子さんの可能性を高めてくれる良い機会です。”やらないで後悔”は、あまりにもったいないと思います。最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました